《月刊ケアマネジメント》(環境新聞社)で連載している〈幸せのためのヒント〉。
2022年1月号では、毎月第二日曜日、すべての人を対象に開かれているダイアローグの会、huset (フーセット/デンマーク語で「家」の意味)について紹介しています。
記事全文PDF▶︎▶︎▶︎huset がつくりたい ダイアローグのある日常
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husetがつくりたいのは、ダイアローグ(対話)できる“パブリックスペース”。
ただ居るだけでもいい場所、ほっとできる場所。
話したくなければ聞いているだけでもいいし、輪に入らなくてもいい。
これまでカフェ、公園、散歩しながら、オンライン上といった、さまざまな場所でダイアローグしてきました。
テーマは「愛着のあるもの」「自分らしさ」「信頼とは」「休むこと」など。
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主催しているのは、福祉(welfare)について考える、誠実な三人です。
(左)まちづくりに携わりながら、本当の意味での「福祉」を世の中に浸透させたいと考えている、オギさんこと 荻野 章太 さん。
(中)日本とアメリカで高齢者介護のキャリアを積み、デンマークのNordfyns Højskolenで社会福祉などを学んできた、アキさんことAkiko Takaya さん。
(右)デンマークのEgmont Højskolen(障害のある人と暮らしと学びをともにする学校)で学んだ、ナオさんこと宮田 尚幸 さん。
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実は私は、husetにお世話になっている参加者の一人。
主催する三人と参加者が一緒に場をつくっている感じがするところ、この会に三人のダイアローグやコミュニケーションに対する探究心が現れているところや、情報ではなく体感したことをベースに組み立てているところに興味をもち、詳しく話を聞いてみました。
特に印象に残っている言葉は、
▶︎ そのとき、その人たちと過ごす“今” という時間は、唯一無二のもの。だから、そこにいる人たちの話に集中して、 “今”生まれていることを丁寧に感じ取ってほしいと思います。
いつも心をほぐしてくれる、ナオさん、オギさん、アキさんに感謝。
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